頭皮や汗の臭い、口臭など身体から出る臭いに悩んでいる人は多いです。一般的に中年男性をイメージしがちな加齢臭は、男性だけの問題ではなく、女性や若者でも気にしている人は多いです。

体臭があると、通勤電車や会社内での人の目が気になったり、デオドラント剤に頼りっぱなしの生活になったりで、仕事や行事に集中できません。

体臭は「揚げ物や肉ばかり食べている」「野菜を食べていない」など世間では不摂生なイメージと結びつきやすいです。しかし、野菜を積極的に摂取していても、揚げ物をあまり食べなくても、体臭に悩んでいる人は多く存在します。

ここでは体臭の原因と体臭予防のポイント、そして「DHA・EPAは体臭予防に効果があるのか」について確認していきます。

体臭が起こるメカニズム

私たち人間の身体は誰しも臭いを発しています。しかし人を不快にするような臭いの場合、体内ではさまざまな個所から臭い物質を放出する状態になっています。

そのように臭いを発する場合には、以下の3つの体内の状態が考えられます。

皮脂の酸化による体臭

皮膚には皮脂を分泌する皮脂腺があり、皮脂腺は身体全体の毛穴が存在している箇所にあります。特に頭皮・額・背中・わきの下・胸部・へそ周りに多く存在しており、他の部分に比べると分布密度が高くなっています。

そのため、頭皮やわきの下の臭いが気になる人は皮脂の分泌のされ方に注目するといいです。

皮脂腺からの皮脂の分泌は男性ホルモンによって促進されます。そのため、女性の場合、「妊娠授乳中は女性ホルモンが多量に分泌されるため気にならなかった体臭が、授乳後に感じるようになった」という人も多いです。

また、摂取する脂肪酸(油の種類)によっても皮脂の分泌のされ方が変わります。脂肪酸の中でも、リノール酸の摂取で皮脂分泌は促進され、パルミチン酸の摂取で抑制されます。

リノール酸はコーン油、ひまわり油、大豆油、ゴマ油などのサラダ油に多く含まれています。一方で、パルミチン酸はバターや牛乳、肉の脂に多く含まれています。「肉をたくさん食べると体臭がきつくなる」とイメージされがちですが、実は肉の脂は皮脂の分泌を抑えてくれるのです。

現代人はリノール酸(オメガ6脂肪酸)が多く含まれる植物油脂(サラダ油)を過剰摂取している人が多いです。調理で使用するサラダ油だけでなく、スーパーの総菜、加工食品、お菓子、コンビニ弁当やアイスまで身の回りの食品あらゆるものに植物油脂は使用されています。

以下のように、多くの食品に植物油脂が含まれています。

無意識のうちに植物油脂の過剰摂取をしていることで体内のリノール酸の割合が増え、皮脂腺から分泌される皮脂の量を促進している人が多いのです。

しかし、分泌される皮脂そのものは不快に感じる臭いを発しません。鼻にツーンと刺すような頭皮やわきの下の臭いは、分泌された皮脂が酸化していることで引き起こされているのです。

そもそも皮脂自体は皮膚や髪の毛の乾燥を防いだり、体内に入ろうとする病原体を排除したりと、なくてはならないものです。そのため、皮脂自体が過剰分泌になっている場合は抑制する必要があるものの、そうでない場合は皮脂の酸化を防ぐことが体臭予防のポイントになります。

皮脂の酸化とは、「体内に存在する脂肪酸の酸化」のことです。体内の脂肪酸の割合は摂取する食品に大きく左右され、中でも最も酸化されやすい脂肪酸はオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸です。

オメガ6脂肪酸はサラダ油に多く含まれ、オメガ3脂肪酸はDHA・EPA(魚油)に多く含まれます。そう述べると、「体臭をなくすには、酸化されやすいサラダ油やDHA・EPA(魚油)を摂取しなければ良いのではないか」と思われるかもしれません。しかし、これらの油は体内で重要な働きをしているため、摂取する必要があるのです。

また、オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸は体内で重要な働きをするにも関わらず、体内で合成できないため、必須脂肪酸とも呼ばれています。ここで重要な働きとは、「体内に存在する一つ一つの細胞膜を形成し、細胞をしっかり機能させたり、身体の炎症を管理して身体を守ったりする働き」を指します。

現代人は「オメガ6脂肪酸の過剰摂取、オメガ3脂肪酸の摂取不足」になっている人が多く、体内でのバランスが取れていません。そうなることで、身体にはさまざまな症状が起きるだけでなく、皮脂の過剰分泌も促進させているのです。

脂肪酸の酸化を防いで不快な体臭の発生を抑制するためには、「①オメガ6脂肪酸の過剰摂取を避ける」「②体内で酸化させない環境を整える」ことがポイントになります。

体内での酸化は、すでに酸化されている脂肪酸を摂取したり、体内の活性酸素が脂肪酸を酸化したりすることで起こります。すでに酸化されている脂肪酸は、調理してから時間が経っている魚料理や油調理品(惣菜やお菓子)を食べることで、体内に取り入れられます。

また、DHA・EPAや亜麻仁油、リノール酸などのサプリメントを摂取している場合、酸化防止剤(ビタミンEなど)が含有されていないものを摂取することも、「すでに酸化している脂肪酸」の摂取となります。

そして、体内での活性酸素は、私たちが呼吸で取り入れた酸素が変化することで発生します。活性酸素は体内に浸入した病原体を攻撃してくれる作用をするため、本来は身体に必要なものです。

しかし、「現代人は生活の乱れ(睡眠不足、運動不足)、紫外線、食事の偏り、ストレスなどによって、活性酸素が増え過ぎている」とされています。活性酸素が増え過ぎると自身の細胞も攻撃してしまい、がんや病気の原因となってしまいます。

細胞は膜で囲まれており、その細胞膜は脂肪酸で構成されています。細胞膜の脂肪酸が活性酸素によって酸化されることで、細胞自体が機能を失い、さまざまな病気を引き起こすからです。

このように活性酸素は体内に存在する脂肪酸を酸化させます。皮脂を構成する脂肪酸が活性酸素によって酸化されることで、皮脂が臭いを発し、体臭として表れるのです。

皮膚の細菌がつくる体臭

体臭の原因としては、皮脂の酸化のほかに細菌が関与している場合が考えられます。健康な人の皮膚には微生物など常在菌(常に住んでいる菌)が生息しています。テレビのコマーシャルなどから「除菌=健康的」というイメージが一般的にありますが、人間は無菌状態では生きていけません。

人間の皮膚に住んでいる細菌が、有害な作用をする雑菌を退治してくれているのです。ただ、常在菌でも雑菌でも細菌が生息するにはエサが必要であり、細菌のエサとなるものが私たちの汗や垢です。

皮膚の細菌は私たちの汗や垢を食べ、臭いの元となる物質を排出します。つまり、細菌がつくる体臭とは、皮膚の細菌が生息しているために発生させる分解物なのです。

「汗をかくと臭うから嫌だ」という人もいますが、汗自体が臭いを放っているわけではなく、その汗を食べている細菌が分解物を発生させ、その結果として臭うということです。

しかし、現代の除菌ブームやデオドラント剤ブームにより、必要以上に除菌していたり、洗剤やシャンプーを多量に使用していたりすると、雑菌だけでなく、皮膚を守ってくれる常在菌も殺してしまいます。

その結果、常在菌が少ない中、新たな雑菌がどんどん増殖し、臭いの元となるものをたくさん排出することとなります。

「夜まで香りが続く柔軟剤」「菌を元からブロックするデオドラント剤」「加齢臭の元を徹底除菌」「手の細菌を常に除菌」などのコマーシャルから、現代人は菌を悪者にしがちです。しかし、身体を守ってくれる常在菌とは上手に共存していかなくてはいけません。

体臭が気になり過剰な洗浄や除菌をしている人は、一度そういった製品の使用をやめてみることをお勧めします。「過剰な除菌」が常在菌を減らし雑菌の増殖を促すことで、体臭を引き起こしている可能性があるからです。

腸内環境の乱れによる体臭

体臭の原因となる「皮脂の酸化」と「細菌の増殖」について確認してきましたが、体臭の原因には腸内環境も大きく関係しています。

腸内環境を整えることは体質改善に欠かせません。ほとんどの食べものは胃で消化された後、小腸から体内に吸収されます。そのため腸内環境が整っていないと、身体の中には十分な栄養素が行き渡りません。

また、腸内に悪玉菌が増えることで便通が滞ります。スムーズな便通がないと、腸内にガスや腐敗物が溜まり、悪臭物質が増殖します。

つまり、腸内環境が乱れ、「血液中に十分な栄養素が行き渡らない」「腸内で発生した悪臭物質が血液中に流れる」ことで、汗や口から体臭として表れます。

さらに、腸内は免疫細胞をコントロールしているため、腸内環境が悪化すると、免疫力が下がります。免疫力が下がることで、皮膚の常在菌バランスが崩れ、雑菌が増殖しやすくなります。そのため、皮膚の雑菌の分泌物による臭いが体臭として感じやすくなるのです。

このように腸内環境が乱れると血液の質が悪化することで体臭につながるだけでなく、皮膚の常在菌バランスまで崩してしまうのです。

腸内環境を整えるには、まず便を排出する力をつけることが必要です。納豆やヨーグルトなどの発酵食品から乳酸菌を摂取し、野菜や海藻から食物繊維を摂るように心掛けましょう。また、糖質(穀物)やたんぱく質(肉や魚)の摂取が少なくても便通は悪化します。

さらに、酸化した油脂(油調理してから時間が経っているもの)や砂糖の摂り過ぎは腸内悪玉菌を増やす原因になります。それらのものは腸内に悪玉菌を増やすだけでなく、腸内に炎症(傷)を引き起こします。

バランスの良い食事を心掛けるとともに、酸化油脂や砂糖の摂り過ぎには注意しましょう。また、すでに出来てしまっている腸内の炎症を修復するには、DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)が効果的です。オメガ3脂肪酸は炎症を抑制するとともに炎症を終息させる作用があるとされています。

腸内環境の悪化が考えられる人は、DHA・EPAが多く含まれる魚料理やサプリメントからオメガ3脂肪酸を摂取すると良いです。

口臭はなぜ起きるのか

頭皮やわきの下の体臭だけでなく口臭にも悩んでいる人は多いです。口臭に悩みがあると、人前で話すことに自信をなくしたり、常に口臭予防のスプレーやサプリメントを利用したりなど、普段の社会生活に支障が出ます。

口臭の大きな原因は二つあります。一つ目は、口の中の雑菌増殖から臭いの元となる物質が増えることです。口の中には誰でも細菌が生息しています。その細菌が食べカス、古くなった細胞などを分解することで臭いの元となる物質を産出し、口臭が生じます。

特に「起床時や緊張した際に口臭がきつくなる」と感じたことのある人は多いと思います。それは、起床時や緊張時は唾液の分泌が抑制されるために、口の中は細菌が増殖しやすい環境となります。そのため、普段より唾液の分泌量が少ないときは口臭を感じやすくなるのです。

本来唾液には抗菌作用があり、唾液が十分に分泌されているときには細菌の増殖が抑えられています。「口呼吸を常にしている」「ストレスを多く感じる」「歯や歯茎にトラブルがある」という場合は唾液の分泌不足により口臭を感じやすいです。

自分なりのリラックス法を見つけ、身体の緊張度合いを下げることで、十分な唾液が分泌される口腔内環境を目指しましょう。また、食事の際はよく噛む習慣をつけることも、唾液分泌には重要なポイントとなります。

口臭の原因二つ目は内臓の不調です。胃腸の不調、肝臓の機能低下などの内臓の不調は血液の質を悪化させます。

血液中に「肝臓などで処理しきれなかった有害物質や老廃物」「過剰な脂質や糖質」「栄養不足」などがあると、血液の質は低下し、臭いを発する物質が多くなります。そのような血液は肺に運ばれ気化されることで、呼吸により口から臭いを発するようになります。

普段の身体の症状や生活習慣から考えられる内臓の不調がある場合は、それらの症状や不調を改善しないと口臭はなくなりません。

特に肝臓は、体内に入るあらゆる食べ物やアルコール、有害物質を無毒化する作用を24時間担っています。

肉や魚は身体にとって必要な栄養素が含まれる食品ですが、肉や魚を体内で利用できる栄養素に変えるために分解する際には、アンモニアという有害物質(悪臭物質)を発生させてしまいます。そのアンモニアを無毒化しているのも肝臓です。

そのため、お酒や添加物の摂り過ぎで肝臓を常に働かせている場合は、肝臓が疲れがちになって臭いのある物質をしっかり処理し切れなくなってしまいます。普段から、胃や腸だけでなく肝臓も労わるような生活習慣を心掛けることが、口臭予防には必要です。

体臭を防ぐために大事なポイント

体臭や口臭を引き起こす原因をそれぞれ確認してきました。体臭(以下「口臭」を含む)を防ぐためには「皮脂の酸化を防ぐ」「皮膚常在菌のバランスを良くする」「腸内環境を整える」「唾液を出す」「内臓の不調をなくす」ことがポイントです。

そのためには、まず油の摂り方に注意しなくてはいけません。肉やバター、牛乳、ココナッツオイル、オリーブオイルなどの脂質は体内で酸化しにくい油です。そのため、摂り過ぎには注意が必要ですが、体内で脂質が酸化して過酸化脂質(酸化された脂質)に変化してしまう心配はほとんどありません。

上でも述べましたが、体内での過酸化脂質が増えることで細胞膜が硬くなり、細胞が機能しにくくなります。

また、過酸化脂質が体臭の大きな原因となります。過酸化脂質になりやすい油(オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸)は身体に必要なため摂取する必要はありますが、摂り過ぎやバランスには注意が必要です。

当然、オメガ6脂肪酸(サラダ油)とオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)を摂り過ぎることで、過酸化脂質の生成量は増え、体臭の原因となります。しかし、多くの現代人は魚摂取不足の深刻化より、DHA・EPAは不足しています。一方、外食や加工食品の多様化により、オメガ6脂肪酸の摂取は過剰気味です。

頭皮やわきの下の臭いが気になる場合は、まず外食やコンビニ食、加工食品、お菓子などに含まれるオメガ6脂肪酸の摂取を控えることから始めましょう。

オメガ6脂肪酸をあまり摂取しないのに体臭がきつい場合は、普段食べている魚料理が新鮮かどうかを注意してみましょう。調理してから時間が経過している惣菜の魚料理などは、魚に含まれている脂質が酸化しています。

また、それらの脂肪酸の体内酸化を防いでくれるビタミンEやCなど(抗酸化物質)が足りているかどうかも体臭を防ぐポイントになります。

さらに健康に良いとイメージされがちなナッツの摂り過ぎも注意が必要です。ナッツには体内でDHA・EPAに変換されるαリノレン酸が含まれていますが、その変換率は0.2~15%と低いです。DHA・EPAに変換されないオメガ3脂肪酸が酸化されれば、体臭につながります。

健康を意識して、魚料理やナッツを普段からよく食べている場合も、摂り過ぎや摂り方を意識する必要があるのです。

自身の食生活を振り返り、皮脂の酸化を起こしているのは「油の摂り方」なのか「抗酸化物質の不足」なのかを見極め、改善していくことが体臭予防につながります。

これらを見直すことで、皮脂の酸化だけでなく、腸内環境も血液の質も改善していきます。体内の過酸化脂質を減らすことは、身体全体の改善につながり、結果的に体臭の改善になるのです。

体臭とDHA・EPA

体臭を予防するには、「油の摂り方や抗酸化物質の摂取を意識して、過酸化脂質の生成を防ぐことがポイントになる」ことを確認してきました。

また、過酸化脂質の生成抑制に加え、体内の炎症を抑制することも重要になります。炎症とは体内にできる傷であり、血管内、胃や腸の粘膜、内臓、脳内など身体中に起こります。また、鼻炎、口内炎、歯周病(歯肉炎)、花粉症など自身で感じられる症状も炎症が起きている状態です。

例えば、「糖尿病の人は糖尿病でない人に比べ、2倍強の割合で歯周病が起きやすくなる」という報告があります。

高血糖が続いている状態では、血液中に糖が多くなっており、血液の流れは悪化します。そのような血液が流れ続けていると、血管は傷が付きやすくなり、全身に炎症を引き起こします。これが歯の周辺組織に起こることで、歯周病が引き起こされるのです。

「歯周病は口の中だけのトラブル」として軽く考えがちですが、一カ所炎症があると、全身にも自覚症状がない炎症が広がっている可能性が高いです。

全身の血管や粘膜に炎症が起きていると、血液の流れや悪臭物質(老廃物)の排出作用が悪くなり、体臭につながります。そのため、体臭を予防するためには炎症を終息・抑制することが重要になります。

炎症を促すのが、オメガ6脂肪酸(サラダ油)、糖質が多いもの、ストレスなどです。現代人はこれらの炎症を促す要因を過剰に取り入れています。病気と名がつく糖尿病やうつ病などにはなっていなくても、「疲れが取れない」「イライラする」「胃腸の調子が悪い」など、不調に悩んでいる人は多いです。

医療機関などの検査でも何も異常がなかった場合は、「胃腸に炎症があり栄養が消化吸収しにくい」「血管に炎症があり血液が流れにくいことで酸素が全身に運ばれない」などの状態になっている可能性があります。

このように病気ではなくても調子が悪い状態では、体内の炎症を疑い、炎症を終息・抑制することで身体の状態は改善します。その結果、自然と体臭にも変化が表れます。

炎症を促すのがオメガ6脂肪酸であったのに対し、炎症を終息・抑制するのはオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)です。体調がすぐれない上に体臭を感じる場合は、積極的に魚料理やサプリメントからオメガ3脂肪酸を摂取するようにしましょう。

また、せっかく炎症抑制のために摂取したオメガ3脂肪酸が酸化していては、皮脂の酸化を起こして新たな体臭を生じさせます。そのため、魚料理は調理したてのものを摂取し、サプリメントであれば抗酸化物質(ビタミンEなど)が含有されているものを選ぶようにしましょう。

同時に運動不足や睡眠不足の状態にも目を向け、血流を良くすることを意識すると良いです。そうすることで、悪臭物質は排出されやすくなり、体臭の改善につながります。

まとめ

ここでは、頭皮やわきの下、口臭などの体臭について、原因と予防ポイントを確認してきました。

体臭を引き起こす原因は一つではありません。「皮膚から排出される皮脂の酸化」「皮膚常在菌のバランスの悪化」「腸内環境や内臓・血液状態の悪化」「唾液不足」などが体臭の原因として考えられます。

体臭が気になり毎日デオドラント剤や強力洗浄のシャンプーなどを使用している場合は、まずそれらの使用を控え、体内で酸化しやすいオメガ6脂肪酸の過剰摂取の制限を意識するようにしましょう。サラダ油を使用している加工食品、お菓子、コンビニ食品、外食などの摂取を抑えるのです。

そして、体内の炎症を終息・抑制して腸内や血管を整えるオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)の摂取を心掛けると良いです。ただその際、オメガ3脂肪酸も酸化しやすい油であることを忘れずに、新鮮な魚料理や抗酸化物質(ビタミンE)が含有されているDHA・EPAサプリメントから摂取しなくてはいけません。

同時に体内での酸化を防ぐために、過剰なストレスや運動不足、睡眠不足の改善も心掛ける必要があります。さらに、抗酸化物質であるビタミンE、C(野菜や果物、魚介類)の摂取も意識し、体内の酸化を防ぐことで、皮脂の酸化から起きる体臭を予防できます。

「たかが体臭」と思ってデオドラント剤など外からカバーするものに頼りがちな人は多いですが、体臭が強い状態は体内のあらゆる箇所で炎症が起こり、体内の状態悪化も考えられます。

身体の中からの体臭発生の改善は、腸内、血管、細胞の状態を整えることで可能となります。体臭は健康のバロメーターとなるため、普段の食べ方や生活習慣から身体の調子を整え、体臭予防につなげましょう。